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もっと身近に!スマートフォンで小説を書く、2つのポイント ー(後編)読む人と筆者のバランス

公開日: : 最終更新日:2016/02/26 小説ノウハウ

みなさん、こんにちは。篠宮 あすかです。

前編から引き続き、後編では読む人の視点を意識した上での、書き手のポジション(…モチベーション、と言うと伝わりやすいでしょうか?)について、書いていきたいと思います。
前回の記事はこちら→もっと身近に!スマートフォンで小説を書く、2つのポイント ー(前編)読む人の視点を意識する

小説を書く上で、大抵の方が通る道だと篠宮は認識しているのですが「読まれない」と、悩むことってありませんか?

わたしは今でもあります(笑)

携帯での小説を始めた手探りの頃は、読まれないのならば辞めてしまおうか……なんて、ネガティブに考えたりもしました。

それでも基本、文章を書くことが好き。

この「好き」があれば、案外続けていけるものなんですよね。

好きこそ物の上手なれ、とは良く言ったものです。この言葉を生み出した先人に尊敬の念を送りつつ、さっそく今回のポイントを、細かく分けて説明していこうと思います。

温度差は当たり前

15252945587_8b0326cd88_oPhoto by Zach Dischner on Flickr

 わたしが駆け出しの頃(常に駆け出しですが(笑))携帯小説って、「書いたら読まれる」ものだと思っていました。

実はここが見当違いだと改めたのは、最近かもしれません。

書いたら読まれる、のではなく。「読まれなくて当然」なのだという意識に切り替えました。

小説の媒体が増え、スマートフォンでもごく当たり前に文字に触れる機会が増えている。裏を返せば、それだけの小説があふれているのです。

そんな中から自分の作品にたどり着いて、ようやく読者さんがつく。それってものすごく奇跡的なことだなあ、と。わたしはそう考えながら日々執筆しています。

わたしの現状で言えることは「理想と現実の温度差は、必ずあるよ」ということです。

設定はどこまで?

11718720144_48324070bf_oPhoto by 55Laney69 on Flickr

新たな小説を書き始めるとき、わたしが決めていることは数える程度です。

主人公の性別、口調。

時代・生活背景……これくらいかな。ジャンルの方向に関わらず、ひとまず時代や生活描写が固まってくれば、キャラクターの性格や特徴はできてくるという考えなので、とにかく書くことを始めます。

ですが、これはほんの一例にすぎません。

壮大な世界観を必要とするファンタジーだったり、細かな伏線がストーリーを決める本格ミステリーだったり。ジャンルによってはもっと作り込みは必要なこともあるでしょう。

ただ、この記事においては興味はあるけどまだ作品を書いていらっしゃらない方にも、ヒントになるなにかを感じていただければという想いも含んでいます。

なのでわたしから一言「書いてみたいんだけど…面白い設定が浮かばない」、そんな風に躊躇している方がいらっしゃれば、とにかく一文字から書いてみてください。

一文字から一行、一行書ければ一段落。

わたしのように、ささいな設定だけでも案外書けるかもしれません。

地の文とセリフ

OLYMPUS DIGITAL CAMERAPhoto by 55Laney69 on Flickr

現在、神威遊さんの連載記事(Web小説と書籍小説―8つの間違いと考察(第1回))にもありますが、紙と電子。それから縦書きと横書きの違い。

それぞれの媒体によって、その求める割合は変わるものだとわたしは感じます。

わたしは現在スマホのみでの執筆ですので、いくつか作品を重ねていくうちに付いた独自の癖はありますが『地の文:セリフ』とするとおおよそ『1:2』の割合かと思います。

スマホで読みたいときって、休憩中や時間に余裕があるとき、またはどこかへの移動の半ばだったり就寝まえだったりと、ライトな感覚なのだと意識しています。

そこへ持ってきて地の文の割合が多すぎると、読みにくい印象になりかねない。なので、ある程度のキャラクターどうしのやりとりの合間に、地の文で最低限必要な説明を入れる感じです。

ただこれは、1回目の記事で書きましたがページ全体でのデザイン……自分の感覚だと思うので、深く悩まずに自分が「良い」と思う法則を作ってしまえばいいと思います。

本連載を振り返って

今回はこのような貴重な機会を頂きましてありがとうございます。前半・後半の2回にわけて連載させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

前・後編ともに共通しているポイントは“文字の向こうには必ず読む人がいる”ということです。

読む人の目に、起こした文字がどう映るのか……。

書きながら悩んだり、立ち止まったり。それは決して自分だけじゃないんだ。

そんな風に思っていただけたり、どこかの誰かの、執筆のヒントになれていれば嬉しく思います。

わたし自身、悩みながら執筆することも少なくありません。こうして記事に起こすことで改めて振り返りながら、縁あって集っているみなさまと一緒に執筆を楽しんでいきたいと切に感じています。

長くなりましたが、最後までのお付き合いをありがとうございました。

 

Wroted by 篠宮あすか

taskeyにて、『ココロ雨』等を連載中

 

※taskey Uでは、共同編集者(taskey Uアンバサダー)を随時募集しています。(詳細はこちら→taskey Uでは、編集部と共に記事を執筆していただけるアンバサダーを募集しています。

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Cover Photo by M Yashna on Flickr

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篠宮 あすか
篠宮 あすか
篠宮 あすかと申します。 スマホのみの執筆にてE☆エブリスタを拠点にtaskeyさまでもこっそりと活動させていただいております。 読み書きの分量は圧倒的に『書き』の方が多く、インプットの必要性を感じている今日この頃……。 こちらに集ったクリエイターのみなさまと、一緒にがんばっていきたいと思います!

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