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プロ作家が教える「7つのレッスン」で物語をつくろう

公開日: : 最終更新日:2016/02/26 書き方指南本

『「物語」の作り方入門 7つのレッスン』(円山夢久、雷鳥社)は、プロットや登場人物の作り方、物語の書き方などを指南してくれる、小説を書く人にとって必読の書です。

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本書は、これから「物語を書きたい」と思っている方のために、基礎的な手順をまとめたものです。
料理や陶芸などと違い、物語には「絶対、この手順に沿って書かなければダメ!」というルールはありません。

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本の構成

この本は、以下の目次で構成されています。

  • Lesson1「物語のおおまかな輪郭を作る」
  • Lesson2「物語全体の流れを作る」
  • Lesson3「キャラクターの考え方」
  • Lesson4「主人公を作る」
  • Lesson5「敵対者を作る」
  • Lesson6「援助者を作る」
  • Lesson7「ディティールと演出」

通して読んでも面白いですし、何か困ったことがあったとき辞書的に使うのもアリだと思います。

「アクションとリアクション」で物語を作る

私が最も「参考になる!」と思ったのは、Lesson4「主人公を作る」中の「アクションとリアクション」です。

主人公視点で物語を見ると、お話は主人公のアクションと、それに対するリアクションの繰り返しで進んでいきます。

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作品を書くとき、物語全体の起承転結を考えることも大事です。

しかし、起承転結という大枠に捕らわれすぎて、物語を進めるのが難しくなってしまうときもあります。

そんなとき、物語は「アクションとリアクション」の繰り返しだと捉えれば、少し楽に物語作りへ取り組むことができるのでは無いでしょうか。

例えば「桃太郎」を例にとると、

 

「鬼退治の旅に出る(アクション)」
→「犬と出会う(リアクション)」
→「鬼退治へ一緒に行かないかと誘う(アクション)」
→「きびだんごを要求される(リアクション」
→「きびだんごをあげる(アクション)」

という風にストーリが進行していきます。

他の作品でも、主人公の「アクション」に対して、何か適切な「リアクション」があることで、物語は進んでくのです。

書いている話の続きに困ったら、「このアクションに対するリアクションは何だろう…?」という風に考えると、うまくいくかもしれませんね。

まとめ

この他にも、『「物語」のつくり方入門7つのレッスン』にはクリエイターに有用な情報がたくさん詰まっています。

例えば、「展開・葛藤パートの考え方」、「お話はモメるほど面白い」、「オリジナリティはディティールに宿る」などなど。

どうやって物語を作ったら良いか分からないという駆け出しクリエイターの方も、独自の発想法を持っている熟練クリエイターの方も、どんな方でも参考になる情報が詰まっていますので、皆さん是非読んでみてくださいね!

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伊藤 祥太
伊藤 祥太
「よく読み、よく書く」をモットーに。小説執筆に役立つ記事を書いています。「無間書房」という文芸同人の代表をしています。

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