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【文芸サークルインタビュー vol.3】 熊本大学文芸部

公開日: : 最終更新日:2016/02/26 学生サークルインタビュー

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こんにちは、taskey U編集部の伊藤です。

日本全国の文芸サークルや大学・高校の部活等に突撃して活動内容やサークルの雰囲気などを紹介させていただいているインタビュー企画ですが、3回目となる今回は熊本からお届けいたします!

というわけで、文芸サークルインタビューVol.3は、熊本大学文芸部さんです。

部長の有隅六花さん(以下、六花さん)にお話しを聞きました。

作品は十人十色

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――本日はよろしくお願いします! まずは、熊大文芸部さんの活動について簡単にご紹介いただけますか?

六花  毎週水曜日の18:00から、20:00ないし21:00くらいまで部会をしています。内容としては、それぞれの部員が書いてきた作品……たとえば、小説や詩、最近は短歌や俳句とか書いてくる人もいるんですけど、そういうものの批評を主にやっています。

年に2回発行する部誌に掲載した作品を批評することもあるのですが、部員が部会に持ち込んだ作品を批評することも多いです。それが普段の活動になりますね。

批評では文法とか語彙はもちろん展開なんかがよく槍玉に挙がるのですが、それぞれ得意な形式が違うので勉強になりますね。私なんかは小説ばかり書いていて詩はほとんど書かないので、毎回何を言うか迷って単に感想を言ってみたりもするのですが、同じように感想を批評代わりにしたり詰ったりするのが日常の批評です。

――部誌に掲載されている作品だけではなく、持ち込み作品も批評するのは良いですね!

――他に、何か特徴的な活動などはありますか?

六花 部誌に載せる原稿の読み合わせを、部員全員でやっています。登場人物や地の文を読む担当を決めてからやります。全部はできなかったんですけど、半分以上はやったかなあ。
皆、結構張り切って読んでいます。主に誤字・脱字の発見のための取り組みなんですけど、盛り上がるので楽しいです(笑)

あとはそうですね、リレー小説がここ数年は続いてますね。毎年卒業生が書き残した書き出しを部員で書き繋いでいくのですが、設定などは書かれていることしか情報が無いのでどう展開させていくのかが案外難しくてカオスな進行になったりキャラ崩壊したりするんです。

不思議なのは、その回を書いたのが誰か読んだだけで分かることですね。

――読み合わせが特に面白そうですね。私もやってみたいです(笑)

――部員はどのくらいいらっしゃるのですか?

六花 あまり顔を見せない部員もいるのですが、全員合わせると13人います。1年生が1人、2年生が2人、3年生が4人、4年生が5人、院生が1人ですね。男女比は、だいたい半々ですね。

意外と理系が多いのが特徴かもしれないです。

ちょっと理系、手を挙げてみてー(半数以上手が挙がる)。

――6、7割が理系ですかね?

六花 そうですね。全体で見ても、理系が多いです。

――なるほど…。

――部員の皆さんは、どのような作品を書かれるのですか?

六花 ホラーが多いですけど、基本的にはバラバラですね(笑)
だから、部誌は色んなジャンルの作品が掲載されています。
でも、あえて言うならば「非日常」を書く人が多いかもしれません。詩を書く人は、日常の風景を切り取るような作風の人も多いんですけど、小説を書く人は、さっき言ったホラーとかファンタジーとか、そういう非日常のものを書く傾向にあります。

その中でも扱うモチーフがそれぞれにあって擬人化、SF、ファンタジー、ギャグなどなど、ある程度網羅している感じがしますね。

――色んな方がいるんですね!

――部員の中で、共通の趣味などありますか?

六花 漫画好きが多いですね。小説よりも、漫画好き(笑)
あと、カラオケに一生懸命な部員が多いですね。

――文芸好きは、カラオケ好きな人が多い気がします!私のサークルもそうでした。

部誌は年に2回発行

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熊大文芸部の部誌『春宴』と『秋宴』

――最新の部誌を紹介していただいても良いですか?

六花 熊大文芸部で春に『春宴』、秋に『秋宴』を発行しています。最新号は、今年の春に出した『春宴』ですね。

『春宴』は、新しく入ってくる新入生に向けて書いている面もあるので、できるだけ明るい作品が多くなるようにしています。あと、春らしさを出そうと思い、作品のほとんどに桜が出てくるなんていうことも…(笑)

今年はそんなに桜に偏ることもなく、ジャンルがばらばらなのは良かったかなと思います。

秋に出す『秋宴』の方は、おとなしめな『春宴』と違って部員の本性が現れますね。

――本性…ですか(笑)なるほど。

誕生日を部員内で祝うことも!

――部内で最近あったエピソードなどあれば、教えてください。

(4年生の九和さんに答えていただきました!)
九和 先週の部会の日が、たまたま自分の誕生日の前日で、「誕生日の話題をみんな出してくれないかな~」と思っていたんですけど、誰も出してくれなくてちょっと寂しかったんですよね。

そしたら、突然部員の一人がドアから出て行って「用事でもあるのかなあ」と思っていたんですけど、戻ってきたときに、手にケーキがあったんですよ。

そして、みんなにハッピーバースデーを歌ってもらいました。うまいケーキ食うことができました(笑)

――とても良いエピソードですね! 私も後輩に祝ってもらいたかったな…。

最後に

――最後に、taskeyユーザーに一言よろしくお願いします!

六花 熊大文芸部は、部員の個性が豊かで、部誌1冊で何度も楽しめるのが魅力だと思います。

文学を初めてみたい人も、他の人の書いた物を読んでみたい人も文学に興味の有る人は年中募集中です。
興味の有る方はTwitterアカウントから一言ご連絡ください

――興味深い話を聞くことができて良かったです。本日はありがとうございました!

 

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伊藤 祥太
伊藤 祥太
「よく読み、よく書く」をモットーに。小説執筆に役立つ記事を書いています。「無間書房」という文芸同人の代表をしています。

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