*

最後の最後で駄作にしない!キリのいい小説の終わり方

公開日: : 最終更新日:2016/04/06 小説ノウハウ

kiri

こんにちは!
taskey Uアンバサダーの神田澪です。

いざ小説を書くとなると、冒頭を書くのと同じくらい頭を悩ませるのが「どこで終わらせるべきか」という問題です。

終わり良ければすべて良し。最後の最後で失敗して駄作に……なんていうことは、なるべく避けたいですよね。

どんなに思い入れのある作品でも、いつかは必ずラストシーンを書かなくてはなりません。

今回は、自分の小説を綺麗に終わらせるために気をつけたい5つのことを紹介したいと思います。

ラストシーンを考えてから書き始める

https---www.pakutaso.com-assets_c-2015-05-OHT96_higaochitasougenoki-thumb-1000xauto-15793

プロットを練る作業が苦手という人でも、事前にラストのシーンさえ考えておけば、いざその部分を執筆する際にも迷いがなくなります。

また、最後のオチから逆算して伏線を置いていくこともできるので、作品全体の構成を考える際にも役立ちます。

ラストシーンが印象的だった作品は、いつまでも読者の心に残るもの。
早めに構想を固めておいて、書き進めながらどんどんブラッシュアップさせていきましょう。

コンパクトにまとめる努力をする

作品にかけた時間が長くなると、どうしても書き終わってしまうのが惜しくなることがあるでしょう。
しかし、そんな時こそ「必要最低限でまとめる」ことを意識する必要があります。

物語は最後まで一定のスピード感をもって進んでいるでしょうか?
読み返してみて、このあたりで話がだれてくるな、と感じることはありませんか?

切ってしまえそうな場所で切ってしまう、というのも一つの手です。
無駄のない洗練された作品にするためにも、最後は潔く終わるように心がけましょう。

引きのシーンを作る

事件が解決し、後日談が語られながら徐々にフェードアウト……というのは、ドラマや映画にも多いですね。
こうした引きのシーンを作ると、物語がぶつ切りになることなく、すっきりとした読了感を得られます。

しかし、「コンパクトにまとめる努力をする」でも述べた通り、最後のシーンもダラダラと長く続けるわけにはいきません。
主要なことを語り終えたら、後はスッと幕を引くようにしましょう。

伏線を回収したか確認する

https---www.pakutaso.com-assets_c-2015-06-PAK85_pinktecyoutohusen-thumb-1000xauto-16225

ラストのシーンも書きあがり、よし終わり!となっても、まだ安心してはいけません。
改めて最初から作品を読み直し、すべての伏線を回収できているか確認することが大切です。

物語が長くなればなるほど、序盤で散らしてきた伏線をスルーしてしまいがちになってしまいます。
どれほど構成力に自信があっても、まずは一人の読者となって作品を丁寧に読んでみる必要があるのです。

謎めいた発言、繰り返される描写、差し込まれた回想シーン。
それらすべての伏線をうまく活かし、満足度の高いエンディングを迎えましょう。

冒頭と呼応させる(応用編)

すべての作品に当てはめる必要はありませんが、冒頭と最後とがリンクしてると、作品全体の枠がしっかりと固まります。

例としては、
・冒頭と似たシチュエーションにする
・過去の発言を引用する
・書き出しと同じ文章を最後に用いる
など、様々な方法があります。

最初と最後をうまく呼応させるためには、それなりの労力がかかりますが、一度はチャレンジしてみたい手法ですね。

さいごに

すっきりした終わり方、ゾッとする終わり方、心温まる終わり方……。
自分の小説にはどのようなラストが映えるのか、考えただけで執筆も捗るものです。

初心者にとっては完結させるだけでも一苦労するものですが、余力があれば終わり方を工夫するようにしたいですね。

ラストシーンの出来不出来は、作品のクオリティを左右する上で重要なポイントです。
最後まで気を抜かず、満足のいく小説を仕上げるようにしましょう。

taskeyで小説を書く→taskey | 世界中のクリエイターと共に、スマートフォン小説をつくろう

関連記事
小説の設計図「プロット」とは?
満足できる小説を書くために意識しておきたい見直し・推敲のコツ
小説を完結させるために企画書を書いてみよう

The following two tabs change content below.
神田 澪
taskey Uアンバサダー。全国にときめきを届けたい大学生ライター。ゲーテとゲームが好き。taskeyではエンタメ小説を書きつつ、時々センチメンタルポエマーになります。

関連記事

06_01

小説の序章に迷ったときに試したい3つの書き方

こんにちは! taskey U編集部の飯泉です。 クリエイターのみなさまは、どんな場面から物語

記事を読む

24_1a

単調な描写を避けるために、身につけておきたい5つの習慣

こんにちは! taskey U編集部の飯泉です。 小説を書いていると、内容や言葉が単調にな

記事を読む

kakunayamu (1)

小説を書く手が止まってしまった人へ 書くときは書き、悩むときは悩む。

こんにちは、taskey U編集部の伊藤です。 小説を書いていると、様々な悩みにぶつか

記事を読む

3484353131_016dd32be7_o

「才能がすべてです」村上春樹から5つの小説執筆アドバイス

こんにちは、taskey U編集部の伊藤です! 以前taskey Uでもご紹介した作家の村上春

記事を読む

kamiiyu2

毎日更新を継続するための七ヵ条~神威遊式連載術~ 第二回プロットの準備(中編)

どうも神威遊です。 前回のプロットの準備・前編の記事ですが、驚くほど反響がありました。

記事を読む

4337804209_2e027891a3_z

小説を書くコツが身に付く実践ノウハウ ─第2回─ ハリウッド式シナリオ術と”接着剤”

みなさん、お世話になっております。taskey Uの異端アンバサダー、丹一で御座います。 本連

記事を読む

文章力と文才1

小説を書くために必要な「文章力」と「文才」の関係性

こんにちは! taskey U編集部の飯泉です。 文章で物語を表現する小説を書くために、「

記事を読む

Writing

小説を書くコツが身に付く実践ノウハウ ─第1回─ 小説を書く前に学ぶこと

みなさん、はじめまして。丹一と申します。妙チクリンな名前ですが、お見知りおき下さい。現在taskey

記事を読む

kamiiyu5

毎日更新を継続するための七ヵ条~神威遊式連載術~ 第五回スイッチング

どうも神威遊です。 みなさん、taskey作品読んでますか? 神威遊が投稿した当初からする

記事を読む

neourban hipster desktop

アイディアをコミックにする為に私がとった、たった3つの方法 – 第2回 – 他人(ひと)に読ませるプロット作成術

どうも神威遊です。 本連載では、私が小説家として作品を執筆し、コミカライズ出版に至るまでの体験

記事を読む

macsc
執筆環境激烈改善! Macショートカット入門(基本編)

どーも、NURE-Mこと横滑り木偶臣です。 マウスを使った操

higashinokeigo
東野圭吾入門 勝手におすすめ傑作5選

好きな作家として名前を挙げるとミーハーだと思われてしまう東野圭吾氏

tvgame
コンピューターゲームと小説創作の関係性

こんにちは! taskey U編集部の飯泉です。 私を含め、

simplenote
スマホの小説執筆にメールよりSimpleNoteをおすすめする3つの理由

なにが薄毛かって聞かれると、基本的に前髪が目にかかりません──どう

beginner
初めて小説を書くときに「異世界もの」を避けるべき5つの理由

こんにちは! taskey U編集部の飯泉です。 「初めて小

PAGE TOP ↑