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小説のお題に画像を利用して、描写力と構成力を鍛えよう

公開日: : 最終更新日:2016/04/06 小説ノウハウ

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こんにちは! taskey U編集部の飯泉です。

執筆活動は順調でしょうか?

絶対に書きたいと思ったシーンがあっても、描写の仕方が分からなかったり、物語にどう組み込めばいいのか分からなかったりして悩むことがあるかもしれません。

今回は、描写力と構成力を同時に鍛える「画像をお題にして小説を書く」トレーニングをご紹介します!

画像をお題にすることのメリット

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小説の「お題」といったら、言葉をイメージする方が多いと思います。

taskey Uでも、三題噺のためのスマホアプリを紹介いたしました。

スマホアプリ「ライトレ-三題噺-」がお題探しに丁度良い | taskey Uスマホアプリ「ライトレ-三題噺-」がお題探しに丁度良い | taskey U

文字・言葉をお題にして小説を書くとき、特に重要になるのは「発想力」ではないでしょうか。

決められた言葉からなにを発想するか、どのようにして文中に指定の言葉を組み込んでいくか…というところに悩みながら書くことが多いと思います。

普段あまり使ったことのない言葉がお題として登場し、語彙を増やすきっかけになるかもしれません。

では、画像をお題とした場合はどうでしょうか。

画像の中に含まれる景色やもの、人をどのように表現するかに重点を置かなければなりません。

発想力よりも「描写力」を鍛えることに優れています。

画像だけでは縛りがゆるい、と感じたら、文字情報の含まれている画像や、タイトルつきの画像を利用してみましょう。

文字と画像、両方の要素を一度にお題として取り入れることになるので、その分だけ難易度があがります。描写力を鍛えるだけでは物足りないな、という方におすすめです。

身体的なトレーニングの方法が人それぞれで違うように、小説のトレーニングも書き手それぞれで違ってきます。

力が足りないな、と思ったところに合わせてお題を選ぶようにしてみてください。

「画像を見ていない人」にも伝わる小説を意識する

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画像をお題にしたときにやってしまいがちなのが、「画像ありきの小説を書いてしまう」ということです。

「画像があるから描写はしなくてもいい」と思ってしまったら、当然ながら描写力はつきません。

たとえば、このような文章があったらどう感じるでしょうか。

辺りが薄暗くなってきた。
一刻もはやく家に帰りたいのに、僕は自分の足で歩くしかない。愛用の自転車はついさっき修理に出したところで、直るのに一週間はかかるとのことだった。と、愛車のことを思っていたら、捨てられている自転車を見つけた。
伸び放題の雑草の中で、オレンジ色の車体が目立つ。
錆びてはいるが、車体の色は鮮やかだから動かないこともないだろう。けれど、これに乗ったらしばらく金属音がやかましいだろうな、と思う。
自転車だけもらって空き缶はここに捨てていく、なんてルール違反は、人の目がなくてもやりたくなかった。

これだけでは、最後の行の意味がよく分からないのではないでしょうか?

唐突に現れた「空き缶」はどこにあるのでしょう。答えは下の画像にあります。

https---www.pakutaso.com-assets_c-2015-07-PAK752_hakisaretajitensya15045306-thumb-1000xauto-18853

こちらが、上で書いた文章の元となった画像です。

小説内に「空き缶」を登場させるなら、「自転車のかごには空き缶が一緒に捨てられていた」などの描写が必要になりますよね。

画像の全てを文章で表現する必要はありませんが、最低限、物語に関わるものは描写する必要があります。

表紙や挿絵に使うとしても、「画像を見ていない人」を意識した文章を書きましょう。

小説は本来、文字だけで物語を伝えるもの。

画像を表示しなくても、ひとつの物語として完結していることが大切です。

お題にするための画像探し

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では、実際にどうやってお題を探せばいいでしょうか。

たくさんのお題から気に入ったものを探したい場合は、表紙画像と同様に素材サイトから見つけるのがいいと思います。

加工自由! 表紙画像に使いやすい素材配布サイト7選 | taskey U加工自由! 表紙画像に使いやすい素材配布サイト7選 | taskey U

「物語に合わせて画像を探す」のではなく、「画像に合わせて物語を作る」ので、「これをもとにして話を書きたい!」と思った画像をパソコンやスマホに保存しておくのもいいですね。

他にも、taskeyで新着画像をこまめにチェックし、好きな画像に積極的にLove it!するという方法があります。

Love it!した画像の投降者が利用許可を出していれば、taskey内で表紙や挿絵として利用することが可能です。

感想を伝えるのも交流のひとつですが、画像と文章のコラボレーションから繋がる交流も素敵ですよね。

気になるユーザーさんがいてもコメントするきっかけがない…というときは、その方の画像作品をチェックしてみてはいかがでしょうか?

(taskey Uでも、taskey内の利用可能な画像作品を紹介できればと考えています…!)

おわりに

いかがでしたか?

小説の技術力を鍛えるために始めるもよし、taskey内の交流を深めるために始めるもよし。

作品作りのきっかけを変えると、新しい着眼点も見つかるはずです。

「画像から物語を作る」トレーニング、みなさんもぜひ挑戦してみてください!

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飯泉 涼花
飯泉 涼花
文章を書くことばかり考えています。大学では小説創作を専攻し、創作のノウハウや批評の仕方などを学んできました。クリエイターのみなさまの創作意欲を刺激する記事が書けるよう、頑張ります!

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