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実は逆効果?需要を狙って小説を書いてはいけない3つの理由

公開日: : 最終更新日:2016/02/26 宣伝・広報, 小説ノウハウ

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こんにちは! taskey U編集部の飯泉です。

評価されたい・読んでもらいたいと思うあまり、どんな話がウケるのか、どんな小説に需要があるのか考えてしまっていませんか?

確かに、自分の作品を売り込むためには、読み手が求めるものを知ることも大切です。

しかし、ウケや需要のことばかり考えていると、逆に読者が離れていってしまう可能性も。それでは本末転倒な結果になってしまいます。

今回は、需要を狙いすぎてはいけない理由を3つあげたいと思います。

ウケを狙うと、ウケを狙っていることがバレる

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web小説でも、出版された作品でも、ジャンルやキャラクターの流行があります。

流行に乗った作品は、確かに多くの人が一度は手に取ったり、目を通したりするため、「知ってもらう」機会に恵まれるでしょう。

ですが、あまりに流行に乗った作品を見ると、読んでいて、「ウケを狙って書いてるんだな」と書き手の思惑に気付いてしまうことがありますよね。

もしくは、連載作品が途中で流行のジャンルに傾いていったり、一部読者層に向けられた内容になっていったり…という経験がある方もいるかもしれません。

流行に流されすぎると、流行に乗るタイプの読者を獲得することはできますが、それ以外の読者をたくさん失う結果になりかねません。

特に、基本的に無料であるweb小説では読者も乗り換えが簡単で、作品の選択が自由。「ウケを狙って書いている」作品より、「本当に好きで流行のジャンルを書いている」作品へと流れてしまう可能性がとても高いのです。

「評価されたい」という気持ちは継続しにくい

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需要を気にして作品を書くと、「評価」が一番の指標になってしまいます。

読み手にウケなければ、需要を気にして書いている意味がありません。

ですが、評価はそう簡単にはされないもの。たとえ読まれたとしても、そしてファンになってくれたとしても、感想や批評をもらうための壁はとても厚いのです。

作者の思うように読者を獲得できないweb小説の世界で、「他者からの評価」のみを指標ややりがいにしていくことはとても苦しいこと。

苦しいことは長続きせず、長続きしなければ評価もされません。

まずは「楽しむ」ことを大切にして、読者がつくことは二の次にしてしまいましょう。

「好きなものを書いた作品」が一番魅力的に見える

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最初に「物語を作ろう」と思ったきっかけを覚えていますか?

「この話、こういう展開になったら面白いのにな」「この人物、こういう特徴があったらもっと素敵だな」と思って始めた方。「こういう物語、なんでないんだろう」と思って始めた方。いろいろなきっかけがあると思います。

作品作りを始める理由は、「自分が求めるものが周りになかったから」「なんとなく書きたくなったから」というものが多いのではないでしょうか。

もし、そう思って執筆を始めたならば、あなた以外の需要を過度に気にする必要はありません。まずは自分の需要に、自分が応えてあげるべきです。

自分が楽しいと思って書いている作品は、読み手にも伝わっていくもの。

もしかしたら、あなたが「こういう話が読みたいけど、どこにもないな」と思っていたものは、他の誰かも同じように思っているものかもしれませんよ。

おわりに

いかがでしたか?

「評価してほしい」「読んでほしい」という気持ちは自然と浮かんでしまうものですが、なにより「楽しい」気持ちを忘れずにいることが、評価されるために必要な要素です。

誰かが好きなものを探すのではなく、まずは自分が好きなものを書くことを心がけてみましょう!

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飯泉 涼花
飯泉 涼花
文章を書くことばかり考えています。大学では小説創作を専攻し、創作のノウハウや批評の仕方などを学んできました。クリエイターのみなさまの創作意欲を刺激する記事が書けるよう、頑張ります!

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